【体験記】StartupWeekend3 ハスラー(計る人)だけのチーム

今回参加したスタートアップウィークエンドでのチームは
基本的にハスラーしか居ないチームでした。
(スタートアップウィークエンドでは、参加者を3タイプに分けます)

  1. ハスラー(計る人)
  2. デザイナー(学ぶ人)
  3. ハッカー(作る人)

参加する前は私もそうでしたが、

「スタートアップウィークエンドでハスラー(計る人)は何をするの?」

という気持ちがありました。
なので今回は ハスラーである私が何をしたかを少しお伝えします。  

 

その前に少し前提

スタートアップウィークエンドでは、
1,事業アイデアを出す。
2,MVP(:Minimum Viable Product=実用最小限製品)を創る
という目的があります。

ですので、試作品(デモ)を創る必要があります。
ただ、それだけではダメで、

3,顧客の反応を得たか?(なんなら売れたか?)

も審査員から突っ込まれます。

スタートアップウィークエンド東京の李さんは、

「一番良かった時は、  
会場から全員いなくなって顧客に話を聞きに行った回だ。」

と仰るぐらいです。
(ただしこれは後日撤回されます。何事もバランスが大事)

「アンケート取ったら半分ぐらいは買ってくれるという反応を得ました」
と言ってもダメです。
今回の審査員からも 「そういうアンケートは意味ない。本当に買ってもらえたら意味ある。」 という基準です。

なので、 スタートアップウィークエンドは、 2,製品を創る だけではなく、

3,それが売れるか?(=調査出来ているか?なんなら売れているか?)

までやる必要があります。

ここはハスラー(計る人)も出来る部分です。
私達のチームはここを徹底的にやりました。
前回のブログ記事(「SWのような起業実践の場には、インタビュー実践講座がかなり良い。」)に
その詳細を書いてありますので、気になる方はぜひ。

最終的には、(短い時間を含めると)50人ぐらいには話を聞いている

はずです。

かなり確度の高い情報になったと思いますし、
私自身このコンセプトはいけると確信できました。

また、販売を促進するためにイメージビデオも作成しました。
これは、iMovieを当日初めて触ったメンバーが、 
iPhoneを使って撮影・編集したものです。

今のPCソフトは優秀で、簡単なものなら、
初めてでもここまで出来ます。

メンターからは
「俺が当事者になったら行政に行くなぁ」
というアドバイスをもらい、

これも即座に行政へインタビューしました。
(ただ、日曜だったため、仲の良い行政マンに直接電話しました。)

小さな行政では、職員人数も予算も限られるので、
福祉課の人が「発達障害」「DV」「その他」などを複数担当するそうです。
もちろん、知識は蓄えますが、それぞれの専門家ほど詳しくはなれません。
予算がなく、専門家を直接雇うことも出来ないとのこと。

さらに、 「本当にサービスをリリースしたら言って欲しい。
窓口に置いて、(病院を紹介するのと同じように)紹介する。
その方が相談者も、私達も、納税者も助かる。」 と仰って頂けました。

最後にテストサービスですが、
これは、元うつ病の私とカウンセラーが相談するという形で創りました。
私達にとって、サービスはサイトやアプリではなく相談そのものです。

ただ、”募集”と”決済”は外部のサービスを利用しました。

「ココナラ」というスキルを500円で売ることが出来るサイトを使い、
「ウツの”周辺”の人向け 相談サービス」を開設しました。
結果的に3人(うち仲間が2人なので、純粋な購入は1人)の方に 購入頂けました。  

さて、改めて私達ハスラーがやったことまとめますと

  1. (インタビューのやり方を教えてチームに浸透)
  2. 顧客のニーズの把握。(=約50人)
  3. ビデオなど宣伝材料を創る。
  4. 流通ルートの確保
  5. テストサービスの販売と売上確保。

以上になります。

もちろん、これは私達のケースなだけで、
毎回ハスラーだけのチームがうまくいくとは思いません。

創るサービスがアプリやサイトに依存するものだと、製品開発が必要です。

また、今回のサービスは相談でしたが、
チーム内にこれが出来る人物が二人もいたのも大きいです。

ただ逆に言うと上記二点が押さえられているなら、
ハスラーだけのチームでもうまくいく可能性があると思います。

さて、最後になりますが、
スタートアップウィークエンドはオーガナイザーからメンターに至るまで、
無償ボランティアの方々によって成り立っています。

このイベントを支えて下さった皆様、 本当にありがとうございました。

スタートアップウィークエンドシリーズは全三回でお送りしました。
過去の記事はこちら。
1,【体験記】StartupWeekend1 全体観と参加して良かった事
2,【体験記】StartupWeekend2 インタビュー(顧客開発)とピボッド
3,【体験記】StartupWeekend3 ハスラー(計る人)だけのチーム
4〜 コーチから見たStartupWeekend

コメント

  1. […] 次回は「StartupWeekend3 ハスラー(企画者)だけのチーム」です。 […]

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